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【肝胆膵・移植外科教授 -上本伸二-】

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2006年4月から、京都大学医学研究科外科学講座は消化管外科学分野、肝胆膵・移植外科学分野、乳腺外科学分野の三つの外科学分野に再編され、私は肝胆膵・移植外科学分野を担当しています。

また外科学講座再編に伴い、京都大学医学部附属病院の外科関連診療科は消化管外科、肝胆膵・移植外科、乳腺外科、および小児外科の四つの診療科に再編され、小児外科も私が診療科長を兼任しています。

私の専門分野は肝移植と小児外科ですが、その他にも小腸移植と肝胆道外科に取り組んできました。肝胆膵・移植外科の診療内容は肝胆膵外科と移植医療に分けてご理解ください。

「国際的な診療拠点として」

肝胆膵外科では肝臓、胆道、膵臓の悪性腫瘍に対する外科治療が主流となりますが、京都大学での肝胆膵外科の特徴は肝細胞癌と膵臓癌に対する拡大手術、および集学的治療をあげることができます。

また、膵・十二指腸領域の内分泌腫瘍の診断と治療における先駆的な取り組みも国際的に評価されています。移植医療においては肝移植が有名であり、年間100例前後行う生体肝移植は国際的な診療拠点となっています。 また、最近で難治性の糖尿病の治療として膵島移植に積極的に取り組んでおり、この分野でもわが国のリーダーシップをとっています。

研究分野では、これまでに私は肝移植臨床における免疫抑制療法、新しい手術手技の開発、移植免疫寛容に関する研究を、また肝再生に関する研究を続けてきました。 さらに肝胆膵・移植外科では肝細胞の分化と再生に関する研究、肝胆膵領域悪性腫瘍に対するオンコロジー、膵発生に関する研究、膵島分離・保存、膵島細胞再生に関する研究など、幅広い研究を展開しています。

 

「“考える外科医”、“切れる外科医”を目指す」

教育においては、消化管外科と協力して消化器外科医の育成に情熱を持って取り組んでいます。自分で判断できる“考える外科医”、 自分で手術を取り仕切ることができる“切れる外科医”を目指して、 肝切除や膵切除が安全に遂行できるような指導体制を敷いています。さらに、肝移植でのトレーニングを積むことによって種々の血管吻合手技を獲得することが可能となりますので、このことは肝胆膵外科の領域を広げる大きな財産になると考えております。

臨床研修に、また大学院生としての研究に、全国からの多くの若手外科医の応募を待っております。

 

 

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