小児外科研究

現在当科では以下の基礎及び臨床研究を進めております。

①人工材料を用いた臓器再生研究:生体内で分解される高分子を用いてナノミセルや三次元足場を作成し、これら人工材料を用いた摘出臓器の長期体外灌流保存法の開発、三次元足場への細胞播種による再生臓器の形成と育成、及び移植実験を再生医科学研究所の協力のもと進めております。

②小児腫瘍に関する研究:小児科研究室と共同し、肝腫瘍、腎腫瘍を中心とした小児固形腫瘍に対する新規分子標的治療法の開発を行っております。

③小児肝臓病の網羅的遺伝子解析研究:近年の網羅的遺伝子解析手法の進歩は、小児肝臓病の分野においても疾患概念のパラダイムシフトを迫りつつある。今まで不明とされてきた小児期肝疾患の原因解明に向けて、当科検体を用いた2つの多施設共同研究を進めております。

⇒「進行性家族性肝内胆汁うっ滞症、良性反復性肝内胆汁うっ滞症の新規診断法の確立を指向した研究」

⇒「小児胆汁うっ滞性疾患の病態進展機構の理解、予後予測因子の探索に関する研究(後方視的研究)」