加茂直子助教の論文「Impact of sarcopenic obesity on outcomes in patients undergoing living donor liver transplantation」が、この度、Clinical Nutrition誌(Impact Factor 5.496)にpublishされました。

 

サルコペニアは、肝移植後の予後不良因子として知られていますが、サルコペニアに肥満を伴う『サルコペニア肥満』の意義は明らかではありませんでした。本研究は、当院における成人生体肝移植症例277例において、サルコペニア肥満患者は、非サルコペニア/非肥満患者と比較して肝移植後の生存率が不良であったことを示した初めての報告です。