新着情報一覧

  • ドナー性別が肝細胞癌肝移植後の成績に与える影響の解析

    1. 研究の名称 ドナー性別が肝細胞癌肝移植後の成績に与える影響の解析

     

    2. 本研究は、京都大学大学院医学研究科・医学部及び医学部附属病院 医の倫理委員会の審査を受け、研究機関の長の許可を受けて実施しています。

     

    3. 研究機関の名称・研究責任者の氏名

     

    1) 研究責任者の氏名、所属、職位

    田浦康二朗

    京都大学 肝胆膵・移植外科 准教授

    2) 研究協力機関名と連絡先

    日本肝移植学会

    事務局連絡先 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2 06-6879-3251

     

    4. 研究の目的・意義

     

    近年、韓国より肝細胞癌で生体部分肝移植を受けた患者において、ドナーの性別が肝移植後の再発に影響を与えるという報告がなされました。本研究の目的は、日本人集団において肝細胞癌肝移植後の成績にドナー性別が与える影響を、日本肝移植学会のデータベースを解析することにより、明らかにすることです。この結果は、肝細胞癌肝移植時に複数の生体ドナー候補がいる場合にドナー選択の一助となる情報を提供し得ます。

     

    5. 研究実施期間

     

    倫理審査承認日から5年間

     

    6. 対象となる試料・情報の取得期間

     

    1990/1/1〜2017/12/31の期間に肝細胞癌に対する肝移植を受けた患者さんについて、2019/12/31までの転帰に関する情報を収集します。

     

    7. 試料・情報の利用目的・利用方法

     

    本研究の目的は、日本人集団において肝細胞癌肝移植後の成績にドナー性別が与える影響を、日本肝移植学会のデータベースを解析することにより、明らかにすることです。日本肝移植学会のデータベースに、下記8. 利用または収集する資料・情報の項目で未記載のものがある場合は、カルテより情報を追加収集致します。

     

    8. 利用または収集する試料・情報の項目

     

    レシピエントデータ収集項目

    性別

    年齢(移植時)

    ABO血液型

    Rh血液型

    原疾患(C型肝炎、B型肝炎、胆道閉鎖症、アルコール性肝硬変、、、、)

    Child-Pugh grade(A、B、C)

    AFP値

    AFP-L3(%)

    PIVKA II値

    MELD score

    腫瘍個数(術前診断)

    最大腫瘍径(術前診断)

    ミラノ基準(内/外)

    京都基準(内/外)

    術前TA(C)E施行回数

    術前RFA/PEIT施行回数

    肝切除歴

    術前治療(有/無)

    腫瘍個数(病理診断)

    最大腫瘍径(病理診断)

    組織型

    fc

    fc-inf

    vp

    vv

    生存日数(生存の場合は最終生存確認日数)

    生死(生存/死亡)

    死亡の場合の死因(肝細胞癌による死亡/その他による死亡)

    無再発日数(無再発の場合は生存日数と同じ)

    再発の有無(有/無)

    ドナー収集項目

    ドナー続柄(妻、夫、姉、妹、兄、弟、娘、息子、母、父、、、、)

    性別

    年齢(移植時)

    ABO血液型

    Rh血液型

    血液型適合性(identical/compatible/incompatible)

     

    9. 当該研究を実施する全ての共同研究機関の名称および研究責任者の職名・氏名 

     

    京都大学 肝胆膵・移植外科 准教授 田浦康二朗

    共同研究機関 日本肝移植学会 会長 大段秀樹

     

    1. 試料・情報の管理について責任を有する者の氏名または名称

     

    京都大学 肝胆膵・移植外科 准教授 田浦康二朗

     

     

    1. 研究対象者またはその代理人の求めに応じて、研究対象者が識別される試料・情報の利用または他の研究機関への提供を停止すること

     

    研究対象者(患者)より不同意の申し出があった場合にはデータより削除いたします。

     

    1. 他の研究対象者等の個人情報および知的財産の保護等に支障がない範囲内での研究に関する資料の入手・閲覧する方法

     

    本研究はUMINデータベースへの事前登録、更新、結果登録を行います。また、京都大学肝胆膵・移植外科ホームページおよび日本肝移植研究会ホームページ上に情報公開します。

     

    1. 研究資金・利益相反

     

    1) 研究資金の種類および提供者 本研究はデータの収集、解析のみの研究であり、特段の費用を必要とません。他施設よりのデータ提供の際にCD、DVDの実費や郵送費が必要となる可能性がありますが、その際には各施設に負担を依頼するか、当科運営費交付金を用います。

    2) 提供者と研究者との関係 該当しません

    3) 利益相反利益相反について、「京都大学利益相反ポリシー」「京都大学利益相反マネジメント規程」に従い、「京都大学臨床研究利益相反審査委員会」において適切に審査・管理いたします。

     

    1. 研究対象者およびその関係者からの求めや相談等への対応方法

     

    1) 研究課題ごとの相談窓口

    京都大学 肝胆膵・移植外科 田浦康二朗、上本裕介、木村有佑

    (Tel)075-751-3242

    2) 京都大学の相談等窓口

    京都大学医学部附属病院 相談支援センター

    (Tel)075-751-4748 (E-mail)ctsodan@kuhp.kyoto-u.ac.jp

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  • 膵島移植・保険診療の開始について

    インスリン依存性糖尿病に対する膵島移植は、これまで先進医療Bとして実施してきましたが、2020年度より「同種膵島移植術」として保険収載されました。

    膵島移植は、再生医療等安全性確保法により「第1種再生医療等」に分類されているため、法に基づいた各種審査を受けることが必要ですが、当院は、2020年9月28日付けで、保険診療として膵島移植を実施することの承認を受けました。

    詳しくは、「診療案内」→「膵・膵島移植」のサイト内の膵島移植の項目をご覧下さい。

    問い合わせ先:京都大学医学部附属病院 移植情報室

    TEL:075-751-4323

    担当:穴澤貴行(移植医) 藤倉純二(糖尿病内科医) 松山陽子(移植コーディネーター)

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  • 第二回研修医、専攻医募集説明会(Web)

    7月25日(土曜日)に第二回研修医、専攻医募集説明会(Web)を行います。京大病院での初期研修、専門医研修、医員としてご希望されます方は是非ご参加ください!
     
    事前申込み制となっており、7月24日が締め切りです。
    下記からお申し込みください。
    http://www.kuhp-education.jp/student/61/1225.html
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  • 【京大病院にて新型コロナウイルス感染症対策のクラウドファンディング開始】

    京都大学医学部附属病院において「新型コロナウイルス感染症重傷者受け入れ」に伴い、
    国の補助では賄えない不足する感染防止対策のための“陰圧室化工事”費用に対して寄附を集めるため、
    緊急的にクラウドファンディングで協力をお願いしています。

    京大病院だからこそ救える命もあります。第二波、第三波がきたとしても、今後も継続して長期的に
    「高度先端医療・救急医療」を支える為には、工事とそれを実施するためのご寄附が必要不可欠です。

    院内感染を防ぎ、新型コロナウイルス感染症の患者さんと、京大病院での高度先端医療を必要とする患者さん、
    そして医療従事者・関係者を守れる可能性が一層高まります。どうかご支援や、周りへの情報拡散でのお力添え
    いただきますよう、よろしくお願いいたします。

    詳細は、https://readyfor.jp/projects/kuhp-kyoto-u-pj1 (READYFORサイト)をご覧ください。

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  • 第二回研修医・専攻医募集説明会

    7月25日(土曜日)に第二回研修医、専攻医募集説明会(Web)を行います。京大病院での初期研修、専門医研修、医員としてご希望されます方は是非ご参加ください!

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  • 2021年度 初期臨床研修・専門医プログラム(医員)募集説明会

    新型コロナウイルスで大変な状況が続きますが、京大病院では初期研修医、後期研修医、医員募集に関する説明会を2020/6/20にwebで予定しております。
    また肝胆膵・移植外科、小児外科、消化管外科でも個別説明会を予定しております。今回はZoomを使用した説明会となりますが、事前申し込み制度としますので、下記のリンクからお申し込みください。締め切りは6/19までです。

    (お問い合わせ先:八木真太郎 shintaro@kuhp.kyoto-u.ac.jp)

    奮って、ご参加ください!!

    http://www.kuhp-education.jp/student/61/1225.html

     

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  • 【記者会見】鋭敏な視覚と優れた深視力をもった手術用4K―3Dビデオ顕微鏡の開発―安心・安全な新しい手術スタイルの提唱―

    2019年7月22日(月) 14:00から京都大学附属病院にて、AMEDの支援を受け京都大学、慶應義塾大学(小林英司教授)、三鷹光器、パナソニックで開発した、3D4K蛍光ビデオ顕微鏡開発の記者会見を行いました。

    上本伸二教授からご挨拶

    八木講師から開発について説明

    小川絵里助教の人工血管吻合のデモンストレーション

    デモンストレーション時には一斉にフラッシュと、会見後に活発な質疑があり、記者の皆様の関心の高さを物語っていました。臨床現場から生まれたサイエンスと、日本が誇る企業が現場で培った技術を繋ぎ合わせた医工連携プロジェクトであります。まだまだこれからですが、関係の方々には今後ともご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

     

    以下、プレスリリースの内容です

    京都大学大学院医学研究科 八木真太郎 講師、上本伸二 同教授、慶応義塾大学 小林英司 教授らは、三鷹光器株式会社、パナソニック(株)コネクティッドソリューションズ社との共同研究で、「手術用の高精細(4K)3Dビデオ蛍光顕微鏡」を開発しました。

    従来の顕微鏡を使った手術では、レンズを長時間にわたって覗かなければならず、首や腕のしびれの原因となっていました。また、助手が術者と同じ視野を共有できず、技術伝承の妨げにもなっていました。今回開発した装置は高性能レンズを搭載し、手術部位を遠方からのズームにより双眼3Dの4Kモニター上に映し出す仕様です。従来の顕微鏡では高倍率時の焦点深度が浅くなりピントが合いにくいという問題がありましたが、本装置はこの現象を防ぐ画期的なものとなりました(優れた深視力)。また、術者と助手が同一モニターを見ながら楽な姿勢で手術ができ、倍率を速やかに調整できるため(鋭敏な視覚)、様々な領域の手術に対応可能であることに加え、教育にも有用です。更に血液の流れや腫瘍(がん)を蛍光画像としてリアルタイムにモニターに重ねて表示することもできるため、腫瘍の位置や手術の出来具合を確認しながら、より安全に手術を行うことができます。

    この研究はAMEDの医工連携事業化推進事業の「安全なマイクロサージェリーを提供する小型3Dビデオ蛍光顕微鏡の事業化・海外展開」の支援 (2017-19)を受けました。今後は2019年中に医療機器として届出を行い、発売した製品の量産化を準備して、2020年以降に国内での販売を強化していく予定です。

     

    背景

    脳神経外科、形成外科、耳鼻科、眼科、移植外科などでは細かい血管や臓器や組織に対する手術のために手術用顕微鏡を用いていますが、手術を行う術者はレンズを長時間にわたって覗く姿勢を強いられ、首や腕のしびれの原因となり手術の質を低下させていることがあります。また顕微鏡手術では術者が見ているものと全く同じ視野を助手や見学者が共有することができないので、技術を伝承するのに妨げとなっているという現状があります。そこで外科医にも患者にも優しく安全な手術用顕微鏡の開発を目指し、AMEDの医工連携事業化推進事業の支援を受け、京都大学、慶應義塾大学、三鷹光器株式会社、パナソニック(株)コネクティッドソリューションズ社との共同研究で「手術用の高精細(4K)3Dビデオ蛍光顕微鏡」の開発を企図いたしました。

    研究手法・成果

    今回開発した手術用の高精細(4K)3Dビデオ蛍光顕微鏡は、遠方からズームをかけることにより、高倍率で双眼による3Dの4K画像をモニター上に映し出す仕様としました。そして、4Kビデオカメラの対物レンズの双眼の間隔を35㎜として、手術部位から1m近い高さにまでにあげて使用することで、
    (1)ズームイン−ズームアウトにより、肉眼から顕微鏡の強拡大視野までを、シームレスに3Dモニターに表示することができます(鋭敏な視覚)。
    (2)手術部位とレンズの間隔が約1mと離れているため、従来のビデオ顕微鏡では作れないワーキングスペースを作ることができました。そのため、術者と助手が手術している部位を同一画面で見ながら相互操作することができ、教育効果の向上にも貢献します。
    (3)被写界深度と解像度を両立させるため、三鷹光器の独自の光学レンズとパナソニックの4Kカメラを組み合わせることで、深視力と微細表現力を達成しました(優れた深視力)。

    (4) 術者が頭を上げた状態で楽な姿勢で手術を行い、レンズの倍率を速やかに調整することができるため、手術で使用するにあたっては、弱拡大から強拡大の視野までスムーズに対応することができます。そのため、今まで顕微鏡で拡大する必要のあった手術は勿論のこと、外科用ルーペを用いて行なっていた弱拡大が必要な手術まで、様々な領域の手術に対応可能です。
    (5) さらにこの装置では、組織や血管内の血液の流れや腫瘍(がん)を蛍光画像として3Dモニターにリアルタイムに重ねて表示することができるため、腫瘍の位置や手術の出来具合を確認しながら安全に手術を行うことができます。

    波及効果、今後の予定

    今回開発した装置は、従来の顕微鏡では高倍率時の焦点深度が浅くなるという欠点を改善しました。そして、視野を直接見るために首を傾けて使う外科ルーペの代わりに本装置を使用することにより、手術時の外科医の身体的負担を軽減することができます。また、同一のモニターによって皆で手術操作を確認することができるため、外科技術の伝承・教育に有用です。さらに、血流や腫瘍の正確な位置を確認しながら手術を行うことができるため、外科手術自体の安全性の向上に貢献することが期待されます。

    今後は2019年に医療機器として届出・上市した製品の量産化を準備し、2020年以降に国内での販売を強化していく予定です。海外においては2021年米国市場で2022年には中国市場で上市する予定であり、この新型顕微鏡を用いた新しい手術法の、世界への普及を目指す予定です。

    研究プロジェクトについて

    本研究は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の医工連携事業化推進事業の「安全なマイクロサージェリーを提供する小型3Dビデオ蛍光顕微鏡の事業化・海外展開」(2017-19年度)の支援を受けました。

    お問い合わせ先

    開発に関するお問い合わせ先

    八木 真太郎(やぎ しんたろう)
    京都大学大学院医学研究科 肝胆膵・移植外科 講師
    E-mail:shintaro“AT”kuhp.kyoto-u.ac.jp

    報道に関するお問い合わせ先

    京都大学総務部広報課 国際広報室
    TEL:075-753-5729 FAX:075-753-2094
    E-mail:comms“AT”mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

    AMED事業に関するお問い合わせ先

    国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)
    産学連携部医療機器研究課
    〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-1
    TEL:03-6870-2213 FAX:03-6870-2242

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  • サルコペニアグループの奥村晋也先生(現 市立長浜病院外科医長)が、先日、東京で開催されました第74回日本消化器外科学会総会にて「JSGS Young Investigator of the Year 2019 (若手医師部門)」を受賞しました。

    サルコペニアグループの奥村晋也先生(現 市立長浜病院外科医長)が、先日、東京で開催されました第74回日本消化器外科学会総会にて「JSGS Young Investigator of the Year 2019 (若手医師部門)」を受賞しました。
    大学院時代の膵癌や胆道癌におけるサルコペニアの意義についての研究が評価されたものです。
    この賞を励みに、臨床に研究に益々の活躍を期待しています。(文責 海道)
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  • 2019年度 肝胆膵外科高度技能専門医の認定

    2019年6月13〜15日に高松市で開催されました第31回日本肝胆膵外科学会学術集会におきまして、秦浩一郎講師と加茂直子助教が、肝胆膵外科高度技能専門医の認定を受けました。特に加茂助教は、女性としては3人目の快挙です。

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  • 京都大学 外科学講座 研修医・医員募集説明会

    京都大学医学部附属病院では、総合臨床教育・研修センターが主催する2020年 京大病院 研修医・医員募集説明会が以下の日程で開催されます。

    開 催 日 :第1回 2019年5月12日(日)
    第2回 2019年7月13日(土)
    時  間:12:30~15:00
    開催場所:京都大学医学部芝蘭会館 山内・稲盛ホール
    上記「京大病院 研修医・医員募集説明会」に伴い、
    京都大学外科交流センターでは、将来「 外科 領域での 専門研修 」を考えておられる皆さまが気軽に参加できる説明会を京大説明会終了後に開催いたします。

    京都大学 外科学講座 研修医・医員募集説明会
    当日は、京都大学外科学講座に所属されている若手の先生方や院生の皆さまにもご参加頂き・・・

    ● 京大外科プログラムってどんな内容なの?
    ● 実際に外科医ってどうなの?
    ● 京都大学外科学講座ってどんなところ?
    といった疑問について気軽にお尋ねいただけます。

    開催 詳細
    開 催 日 :第1回 2019年5月12日(日)
    時  間:15:30~
    開催場所:京都大学医学部芝蘭会館 別館2F 研修室
    開 催 日 :第2回 2019年7月13日(土)
    時  間:15:30~
    開催場所:京都大学医学部芝蘭会館 別館1F 和室

    外科を志す皆様、是非お誘い合わせの上ご参加ください。
    (担当:八木真太郎 yagi.shintarou.5a@kyoto-u.ac.jp)

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  • 加茂直子助教の論文「Impact of sarcopenic obesity on outcomes in patients undergoing living donor liver transplantation」が、この度、Clinical Nutrition誌(Impact Factor 5.496)にpublishされました。

    サルコペニアは、肝移植後の予後不良因子として知られていますが、サルコペニアに肥満を伴う『サルコペニア肥満』の意義は明らかではありませんでした。本研究は、当院における成人生体肝移植症例277例において、サルコペニア肥満患者は、非サルコペニア/非肥満患者と比較して肝移植後の生存率が不良であったことを示した初めての報告です。

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  • 医療人のための学術・基本マナーセミナー(参加費無料!)

    肝胆膵移植外科では、2019年1月21日(月)に『医療人のための学術・基本マナーセミナー』(参加費無料!)を開催いたしますので、ご案内申し上げます。

     

     

     

     

     

     

     

    まず、そのコンセプトにつきまして簡単にご紹介します。

    医師になりますと、日々の臨床や研究の成果を学会で発表したり、英語論文を書いて世界に発信したりすることが求められます。そのために
    は、学会抄録やスライド作成、プレゼンテーション、統計解析、英語論文作成などいろいろな作業が必要です。しかし、医学生時代はもちろん、医師になってからもこれらを系統的に教わる機会はありません。また、医師は病院に就職しても、会社と異なりきちんとした新人教育の機会がなく、社会人としての基本マナーや常識を知らない、もしくは欠けることが多々あると感じておりました。そこで、これらを同時に学べるセミナーがあれば有用ではないか、と考え、この度『医療人のための学術・基本マナーセミナー』を企画いたしました次第です。

    本セミナーは、4つのパートで構成されます。まず肝胆膵移植外科准教授の海道利実より「抄録・スライド作成やプレゼンのコツ」について、次に市立岸和田市民病院外科医長の濱口雄平先生より「誰でもさくさく書ける英語論文の書き方」について、その後に京都大学大学院医学研究科 医学統計生物情報学教授の森田智視教授より「臨床や研究の現場に役立つ統計手法」について、そして最後に株式会社ツムラ常務取締役執行役員の高崎隆次様より「社会人としての基本マナー」について、ご講演いただきます。

    このように学術と基本マナーを短時間で同時に学べるセミナーは過去に例がなく、医学生や研修医のみならず、中堅〜ベテランの医師やコメディカルの皆様にとりましても大変有意義なセミナーかと思われます。本セミナーはオープンのセミナーであり、職種を問わずご参加いただけますので、多くの方のご参加をお待ちしております。

    なお、先着50名様には、「外科医の外科医による外科医以外にもためになる学会発表12ヶ条」(へるす出版)をプレゼントいたします。

    開催概要は以下のとおりです。

    【日時】 2019年1月21日(月) 18:00-20:10(受付開始時間17:30)
    【場所】 京都大学医学部附属病院 臨床第一講堂
    【対象】 医学生、医師、コメディカル。大学や勤務病院、職種を問わず参加可能。
    【参加費】 無料 (参加申し込み不要)
    【プログラム】
    18:00〜18:05
    開会挨拶
    海道利実 (京都大学肝胆膵移植外科 准教授)
    18:05〜18:35
    講演1 「抄録・スライド作成やプレゼンのコツ」
    海道利実 (京都大学肝胆膵移植外科 准教授)
    18:35〜19:05
    講演2 「誰でもさくさく書ける英語論文の書き方」
    濱口雄平先生 (市立岸和田市民病院外科 医長)
    19:05〜19:35
    講演3 「臨床や研究の現場に役立つ統計手法」
    森田智視先生 (京都大学大学院医学研究科 医学統計生物情報学 教授)
    19:35〜20:05
    講演4 「社会人としての基本マナー」
    高崎隆次様 (株式会社ツムラ 常務取締役 執行役員)
    20:05〜20:10
    開会挨拶
    上本伸二 (京都大学肝胆膵移植外科 教授)
    【お問い合わせ先】
    京都大学肝胆膵移植外科 海道利実
    〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54
    Tel 075-751-4323
    Email: kaido@kuhp.kyoto-u.ac.jp <mailto:kaido@kuhp.kyoto-u.ac.jp>
    または、
    京都大学外科交流センター
    Tel 075-751-3131
    E-mail: kuhpgeka@kuhp.kyoto-u.ac.jp <mailto:kuhpgeka@kuhp.kyoto-u.ac.jp>
    【主催】京都大学肝胆膵移植外科
    【後援】京都大学外科交流センター
    京都大学医学教育・国際化推進センター

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  • 濱口雄平先生が若手奨励賞を受賞いたしました

    当科の濱口雄平先生(現 市立岸和田市民病院外科)が、2018年11月1日から4日まで神戸で開催されましたJDDW2018KOBEにおきまして、若手奨励賞を受賞いたしました。
    受賞演題名は「体組成の観点から見た肝癌治療後長期生存戦略」で、パネルディスカッション「早期発見・長期生存をめざす肝癌診断・治療の展望」のパネリストに選ばれました。この賞を励みに、今後もますます肝胆膵移植外科領域におけるサルコペニアの意義や診断基準等について精力的な活動をしてくれることを期待しています。(文責 海道利実)
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  • 第5回 マイクロサージャリーハンズオンセミナー開催予定

    下記の通り、マイクロサージャリーハンズオンセミナーを予定しております。上級と謳っておりますが、初心者の方ももちろん結構です。医学生、獣医学生、若手外科医・・・の皆様、奮ってご参加ください!

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    日時:2018年12月8日(土)13:30〜16:30
    参加費用:3,000円
    内容:卓上顕微鏡×14台(定員 28名)+3D4Kビデオ顕微鏡(プロトタイプ)
    ①2mmの人工血管を用いた実習+コンペティション(優秀賞あり)
    ②3Dビデオ顕微鏡ワークショップ(ご希望の先生のみ:NDAにサインを頂きます)
    申込みは、京都大学外科交流センター(下記)からお願いいたします。

    https://goo.gl/forms/fERKLF5dnRFhzNGl1

    場所:リファレンス大博多会議室(SMR1103/SMR1107)(博多駅博多口から徒歩6分。地下鉄祇園駅からも徒歩1分)
    主催:ISEM(International Society for Experimental Microsurgery) 西日本支部主催(支部長 上本伸二:京都大学教授、教育委員長 小林英司:慶応義塾大学教授)
    後援:京都大学外科交流センター
    SNUC-LT(文科省 大学改革推進事業 課題解決型高度医療人材養成プログラム)(猪股裕紀洋 熊本労災病院院長)
    AMED医工連携事業化推進事業「安全なマイクロサージャリーを提供する小型3Dビデオ蛍光顕微鏡の事業化・海外展開」
    産学連携研究者:三鷹光器(株),パナソニック(株)CNS社
    協賛:(株)クラウンジュン・コウノ、サンアロー(株)、村中医療機器(株)

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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  • 吉野健史先生の論文がLiver Transplantation誌にアクセプトされました。

    「Low Preoperative Platelet Count Predicts Risk of Subclinical Posthepatectomy Liver Failure in Right Lobe Donors for Liver TransplantationがLiver Transplantation誌にアクセプトされました。

    右葉切除を行った肝移植のドナーにおいて術前の血小板値、残肝割合、術中出血量が術後肝不全の発症リスクであることを明らかにしました。

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  • 海道准教授、Hepatobiliary Surgery and NutritionのOutstanding Contribution Award 2018受賞

    准教授の海道が、この度、Hepatobiliary Surgery and Nutrition (HBSN, Impact Factor 3.45)のOutstanding Contribution Award 2018(写真)を受賞し、2018年9月14、15日に北京で開催されました”Precise Treatment for Tumors: Medication and Surgery, and Academic Development Conference” におきまして、受賞記念講演「Significance of preoperative sarcopenia in liver surgery」を行ってまいりました。
    本研究会は、シカゴ大学とPeking Union Medical College HospitalとHBSNがジョイントで開催しているユニークな会で、特に若手研究者の学術活動に力を入れており、「How to make a good presentation and write many articles」のタイトルで、より良き抄録作成やプレゼンテーションの仕方についても講演し、参加者の皆さんに喜んでいただきました。また、出版社の女性から、HBSNに掲載用の受賞インタビューも受けて参りました(写真)。
    夜は、アメリカ、フランス、イタリア、中国などからの発表者や参加者とともに、2日連続で本場の北京ダッグなど美味しい中華料理(写真)を味わい、昼夜とも楽しい時間を過ごすことができました。

    この賞を励みに、ますます精力的に学術活動や若手外科医の教育に取り組もうと、志を強くして帰国いたしました。(文責 海道)

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  • 切除不能肝門部胆管癌に対する生体肝移植の臨床研究を始めました。

    京都大学肝胆膵・移植外科では切除不能の肝門部胆管癌に対する生体肝移植の臨床研究を開始致しました。肝門部胆管癌の治療は外科的な切除が第一選択となっていますが、しばしば局所的な要因(癌の進展範囲が広範囲すぎたり、血管に浸潤していたりする場合)や残肝体積、機能不足により切除不能と判断されることがあります。このような方は生体肝移植により切除が可能となるチャンスがあります。詳しくは(リンク)をご覧下さい。
    この研究に関してご質問や相談等ある場合は、事務局までご連絡ください。 
    事務局 担当医師 : 田浦康二朗
    (相談 連絡先 : 京都大学医学部附属病院 肝胆膵・移植外科 窓口) 
    〒606-8507 京都府京都市左京区聖護院川原町 54 
    TEL: 075-751-3111(代表)、075-751-3242(肝胆膵・移植外科) 
    京都大学医学部附属病院 相談支援センター 
    (Tel) 075-751-4748
    (Email) ctsodan@kuhp.kyoto-u.ac.jp 
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  • 第36回日本肝移植研究会で小川先生、姚先生、岩村先生が優秀賞を受賞しました

    2018年5月25日・26日東京で開催されました第36回日本肝移植研究会(当番世話人 國土典宏 東京大学名誉教授 国立国際医療研究センター理事長)におきまして、当科の小川絵里先生(助教)、姚 思遠先生(大学院3年)、岩村宣亜先生(大学院2年)が優秀演題賞を受賞しました。
    演題名は、小川絵里先生が「Micro- and  Macro- Borderless 3D-4K Video Systemを用いたHead Up Surgeryー肝移植シミュレーションー」、姚 思遠先生が「生体肝移植後胆管炎の臨床的意義」、岩村宣亜先生が「脳死肝移植登録患者における脳死肝移植のリスク・ベネフィット分岐点は?」です。
    写真は、向かって左から小川絵里助教、上本伸二教授、姚 思遠先生の代理で岩城謙太郎先生(神戸市立医療センター中央市民病院後期研修医)、岩村宣亜先生
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  • 米国留学体験記@San Francisco(笠井先生)

    米国留学体験記@San Francisco
    笠井 洋祐 Yosuke Kasai, M.D., Ph.D.

    略歴:

    2006年3月 京都大学医学部医学科卒業

    2006年4月 日本赤十字社和歌山医療センター初期臨床研修医

    2008年4月 日本赤十字社和歌山医療センター外科

    2012年4月 京都大学大学院医学研究科博士課程(肝胆膵・移植外科)

    2017年4月 京都大学肝胆膵・移植外科医員

    2018年2月 Postdoctoral Scholar, Department of Surgery, University of California, San Francisco

    資格:日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、日本肝臓学会専門医、医学博士

    この度、上本伸二教授をはじめとする教室の先生方の御高配により、本年2月からカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)外科部門(Prof. Eric Nakakura)に博士研究員として留学させて頂いております。まだ渡米して3ヶ月と短い期間の経験ではありますが、今後留学を希望される若い先生方の参考になれば幸いです。

    ◉ 留学に至る経緯

    私は元々学位取得後に研究留学することを希望していました。昨年学位を取得し、留学が決まるまでの期間限定ということで4月から大学の医員として臨床の現場に戻りました。私は大学院時代主に肝細胞癌の基礎・臨床研究に携わってきましたが、臨床に戻って感じたのは、研究で培った知識・考え方が臨床で即活かされるということでした。上本教授や私の指導教官であった波多野悦朗先生から「臨床に根ざした研究」ということを常々ご指導頂き、そのような研究に恵まれたことの賜物と感謝しています。元々手術が好きで外科医になったわけですし、大学院での研究生活を経て手術・臨床にますます興味が深まり、このまま留学せずに臨床を続けたいという気持ちもありました。一方で留学することで外科医としての裾野をさらに広げることができれば、長い目で見ればブランクを補って余りあるものが得られるのではないかと考え、やはり初志貫徹、留学することを決意しました。留学先の候補としては、研究室の先輩である鳥口寛先生がUCSFに留学されていて、以前からお誘いを頂いていました。Prof. Nakakuraは鳥口先生のボスではありませんが、臨床検体を用いたoncology領域の研究をしたいという私の希望を汲んで紹介して頂きました。ボスの専門は神経内分泌腫瘍で、私が取り組んできた肝細胞癌とは畑違いではありましたが思い切って飛び込んでみることにしました。

    ◉ 研究

    UCSF Medical Center at Mission Bay. U.S. Newsの2017-2018 Best Hospitals Honor Rollで全米第5位にランクされました。

    ボスのProf. Eric Nakakuraと。

    ボスは日系人ですが、生まれも育ちもこちらの方で、彼が日本語を話すのは聞いたことがありません。日々多忙な外科医で、肝切除とPDを同じ日にこなしてしまうような方ですが、研究に対する造詣も大変深いです。私のこちらでの研究テーマは、膵神経内分泌腫瘍の患者由来異種移植モデルを用いた探索的研究、多発小腸神経内分泌腫瘍のゲノム・エピゲノム網羅的解析(多施設共同研究)、神経内分泌腫瘍肝転移に関する臨床研究です。こちらで研究することの魅力はやはり研究費の規模が大きいということと、学内外の共同研究機関が非常に充実しているということです。実験に関しては私自身ももちろん手を動かしますが、動物管理など学内に様々な担当専門部署(コア)があり、研究の流れを私たちが主導しながら実験自体はコアに依頼することが多いです。実験に忙殺されずに時間的・心理的ゆとりを持って研究全体を俯瞰しながら遂行できるという利点があります。空いた時間を利用してボスの肝胆膵領域のメジャーな手術の際には手技を見学させてもらっていますが、日本式の手術とは随分異なり驚かされることが多いです。日米間での良し悪しの比較という意味ではなく、手術適応も含めこの手術で術後のアウトカムがどうなのか、という点に興味を持っています。臨床検体はそれ自体に意味があるのではなく、多くの場合は臨床情報とひも付けされて初めて意味を持ちます。どのような手術が行われた症例の検体であるのかを常に意識しながら研究を進めて行きたいと考えており、これこそが外科医として研究に携わることの意義であると考えています。

    ◉ 生活

    サンフランシスコの象徴、太平洋からサンフランシスコ湾への入り口にそびえ立つGolden Gate Bridge。

    Twin Peaksからサンフランシスコ市内を一望。

    留学のもう一つの魅力は何と言っても海外で生活ができるということです。サンフランシスコはアメリカ西海岸のカリフォルニア州北部に位置する人口85万人の都市で、三方を太平洋とサンフランシスコ湾に囲まれ起伏に富んだ風光明媚な街並みが特徴的です。夏は涼しく冬は温かい快適な気候で、晴れ渡った青空に心が洗われます。このような土地柄のため観光人気だけでなく居住人気も高く、地価が年々上昇しているところが難点です(1ベッドルームの家賃は中央値$3,500/月で全米一)。私は幸いにUCSFのHousingを借りられましたので比較的安価ではありますが、それでも大学から支払われる給料の半分以上が家賃で消えています。治安は比較的良好です。UCSFには日本人留学生も多く、またUCSFは医療・ライフサイエンス系の大学院大学であるため日本人留学生の大半が医師です。SNS上で日本人医師のコミュニティがあり研究や生活のことを積極的に情報交換していて、定期的に親睦会も開催しています。カリフォルニアは移民が多いこともあり、多様なバックグラウンドを持つ人々が当たり前のように共生していて、寛容的で溶け込みやすい社会だと感じます。渡米して3ヶ月が経った今でも英会話は満足ではありませんが、多少変な英語をしゃべっていてもボスであれスタッフであれ店員であれしっかり理解しようと聞いてくれるので、その点での不安は解消されてきています。まさに「習うより慣れよ」です。

    海からの強風で家が傾いている・・・わけではありません。傾斜角20度の急斜面。サンフランシスコ市内には約50箇所の丘があり、起伏に富んだ街並みが特徴的です。

    急斜面を走るケーブルカー。敢えてステップに立ち乗りするのが人気ですが、カーブで転落する人もいるらしいので要注意!

    私は野球部でしたので、こちらでの楽しみはもちろんMLB観戦です。とりわけ今年の注目はやはり投打の二刀流、大谷翔平選手でしょう。あいにくSan Francisco Giantsと大谷選手の所属するLos Angeles Angelsはリーグが異なるため今年は大谷選手がサンフランシスコにやって来ることはありませんが、サンフランシスコ湾を隔てた対岸のオークランドを本拠地とするAthleticsとは同一リーグ・地区であるため2-3ヶ月に一度オークランドにやって来ます。そして、幸運にも大谷選手のオークランドでの記念すべきMLB初勝利を観戦することができました。世界最高峰のMLBでは困難と言われていた二刀流で早くも結果を出し、全米を席巻している姿にとても勇気付けられています。

    大谷選手のMLB初登板・初勝利を現地で観戦(2018年4月1日オークランドにて)。

    2015年サンフランシスコで開催のAASLDの際に研究室メンバーでナパバレーのワイナリー巡り(左から、私、西野先生、鳥口先生、波多野先生、西尾先生、竹本先生)。

    ◉ 最後に

    外科医にとって働き盛りの30代半ばに手術から離れることの不安はもちろんあります。しかし、研究面においても生活面においても文字通り「世界が広がる」実感は何物にも代えがたい魅力があります。臨床と研究の二刀流、academic surgeonとして成長していける場として、異文化を楽しみつつこの留学の機会を活用したいと思っています。改めまして、このような貴重な機会を頂き、上本教授をはじめ教室の先生方、諸先輩方に心から感謝申し上げます。一人でも多くの外科の後輩が留学を志す一助になりましたら幸甚です。

    2018年5月

    笠井 洋祐

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  • 祝迫惠子先生が同志社大学生命医科学研究科教授に就任されました。

    祝迫惠子先生が平成30年4月1日に同志社大学生命医科学研究科教授に就任されました。

    就任祝賀会を3月31日に開催しました。

    多数の来賓の方々にお越し頂き,和やかで素晴らしい祝賀会になりました。

    祝迫先生のこれから益々のご活躍とご清祥を,教室一同心より祈念しております。

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  • 2019年度 研修医・専攻医説明会

    京都大学附属病院 研修医・専攻医説明会が5月13日、7月8日に開催されます。全体説明会(12:00-15:00)の後に、外科(肝胆膵移植外科・消化管外科・乳腺外科)合同説明会が15時15分からありますので、外科に興味の有る方は是非、お誘い合わせの上、ご参加ください!

     
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  • 大学院の山根先生が日本外科学会でYoung Investigator’s Awardを受賞しました

    演題名は『細胞組織移植における移植前「Preconditioning」の有効性:経門脈膵島移植モデルによる検証』です。

    移植前の膵島グラフトにgenotoxic stressを与え移植することで、免疫抑制剤非投与下でもグラフト生着率を改善させることをマウスの経門脈膵島移植モデルで報告しました。レシピエントには薬剤を投与せず生着が得られ、グラフトに対する処置も簡便であるため将来的には臨床導入も期待されます。
    膵島移植は重症1型糖尿病に対する移植治療です。低侵襲で合併症が少ないというメリットがある一方、複数回移植を必要とすることや免疫抑制による副作用など課題もあります。
    現在の膵島移植研究室は穴澤先生が着任された2015年に発足し大学院生とともにこれらの膵島移植の課題克服のため研究に取り組んでいます。これからも膵島移植のさらなる発展のため研究室メンバー一同尽力いたします。
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  • 加茂直子助教の論文「Liver transplantation for intermediate-stage hepatocellular carcinoma」が、この度、Liver Cancer誌(Impact Factor 7.854)にpublishされました

    加茂直子助教の論文「Liver transplantation for intermediate-stage hepatocellular carcinoma」が、この度、Liver Cancer誌(Impact Factor 7.854)にpublishされました (2018 Mar 1 [Epub ahead of print])。

    肝動脈化学塞栓療法は、BCLCガイドラインでintermediate-stage hepatocellular carcinoma (HCC)に対する標準治療と言われています。しかし、日本では、多くのintermediate-stage HCC患者が肝移植を受けていますが、その成績は明らかではありませんでした。本研究では、当院における肝癌に対する生体肝移植症例226例において、intermediate-stage HCCに対する肝移植成績は、京都基準(5cm以下かつ10個以下かつPIVKA-II400mAU/mL以下内であれば良好であったことを示しました。

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  • 第33回日本静脈経腸栄養学会で小林先生がBest Paper in the Yearを受賞しました

    2018年2月22日、23日にパシフィコ横浜で開催されました第33回日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)におきまして、当科の小林淳志先生(大学院4年生)が、前年度の静脈経腸栄養学に関する最も素晴らしい論文に送られる小越章平記念Best Paper in the Yearを受賞しました。
    受賞論文は「Kobayashi, Kaido, Hamaguchi, et al. Impact of sarcopenic obesity on outcomes in patients undergoing hepatectomy for hepatocellular carcinoma. Ann Surg 2017 Oct 23  [Epub ahead of print]」です。
    初めて肝癌肝切除におけるサルコペニア肥満の意義について検討した論文です。
    ちなみにこの賞は、2014年に海道が、2016年に濱口雄平先生(現当科医員)が受賞しており、同じ教室から3名が受賞したのは初めてです。
    この賞を励みに、サルコペニアグループ一同、さらに精力的に肝胆膵移植外科におけるサルコペニアの意義や介入効果などについて、基礎・臨床の両面から取り組んで参りたいと思います。(文責 海道)
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  • 楊知明先生の論文がAnnals of Surgical Oncology誌にPublishされました。

    「Proposal of a new preoperative prognostic model for solitary hepatocellular carcinoma incorporating 18F-FDG-PET imaging with the ALBI grade」がAnnals of Surgical Oncology誌からPublishされました。

    肝機能の比較的良好な、単発肝細胞癌は肝切除術の最も良い適応とされておりますが、集学的治療の時代には術前からの評価も重要になると思われます。

    本研究では18F-FDG-PETと客観的肝機能評価であるAlbumin-Bilirubin (ALBI) gradeを用いることにより、術前から単発肝細胞癌の予後が予測できることを示しました。

    肝胆道グループでは以前より肝細胞癌の予後予測バイオマーカーとして18F-FDG-PETの有用性を報告して参りました。基礎的・臨床的アプローチによりさらに臨床応用すべく研究を発展させたく思います。

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  • 姚(よう)思遠(しえん)先生の論文が”Transplantation”誌にアクセプトされました

    「A high portal venous pressure gradient increases gut-related bacteremia and consequent early mortality after living donor liver transplantation 」がこの度、”Transplantation”誌にアクセプトされました。

    生体肝移植後の門脈圧亢進状態が、Enterobacteriaceae, Enterococcus, Bacteroidesなど腸管由来の”Gut bacteria”による菌血症の発症を増加させ、bacterial translocation発症を示唆する結果を示しました。「肝移植術後にグラフト機能不良・門脈圧亢進が腸管由来菌血症を引き起こす」ことから、感染症における「腸肝相関」を、世界で初めて示した報告となります。

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  • 小林淳志先生の論文がAnnals of Surgery誌にアクセプトされました。

    「Impact of Sarcopenic Obesity on Outcomes in Patients Undergoing Hepatectomy for Hepatocellular Carcinoma(肝細胞癌切除症例において、サルコペニア肥満は死亡・再発の独立危険因子である)」が、この度、Annals of Surgery誌にアクセプトされました。

    これまでサルコペニアは外科手術後の予後不良因子である、といった報告や、肥満は様々な癌種における危険因子であることが知られています。近年、それらを合併した病態であるサルコペニア肥満が着目されており、肝硬変患者において予後不良因子であるとの報告があります。肝細胞癌切除症例におけるサルコペニア肥満の検討は今回が初の報告となります

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  • 岡村祐輔先生の論文がTransplantationにアクセプトされました。

    生体肝移植後グラフト不全に関しては、small for size syndromeが主に議論されてきましたが、手術手技や周術期管理の改善に伴い、グラフトサイズの影響が小さくなっています。近年、肝移植後の血清ビリルビン値や凝固能の早期グラフト不全予測への有用性が全肝移植を中心に報告されています。本論文では、当院の生体肝移植260例をレビューし、肝移植後7日目の血清ビリルビン値≧10mg/dL、PT-INR≧1.6はそれぞれ早期グラフト不全の予測に有用であることを報告しました。特に両クライテリアを満たす場合の180日グラフトロスは68.2%と高率であり、再移植などの対応が求められます。研究および論文作成に際しまして、ご指導・お力添えいただいた先生方に厚く御礼を申し上げます。

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  • Hands-on seminar by International Society for Experimental Microsurgery (ISEM) West Japan

    Hands-on seminar by International Society for Experimental Microsurgery (ISEM) West Japan

     

    お陰様で、20名の定員のお申込みをいただきました。一旦申込みを終了させていただきます。ありがとうございました (2017.11.23)。

     

    下記の日程でISEM西日本支部によるマイクロサージャリーハンズオンセミナーを予定しております。
    2mmの人工血管を卓上顕微鏡で縫合するコンテスト形式で優秀賞をさしあげます。
    医師、医学生、獣医学生など、どなたでも参加いただけますでの、お誘い合わせの上、下記からお申し込みください。

    臨床・実験に必要なマイクロサージェリー吻合技術の習得を目指します。

    日時:2017年12月9日(土)13時‐16時
    場所:みやこめっせ 大会議室(B1F)(京都市内)
    内容:マイクロサージャリーハンズオンセミナー
    参加費用:3,000円
    主催:国際実験マイクロサージェリー学会(ISEM)西日本支部
    支部長 上本伸二(京都大学教授)教育委員長 小林英司(慶応大学教授)
    世話人:八木真太郎
    共催:SNUC-LT(文科省 大学改革推進事業 課題解決型高度医療人材育成プログラム)、
    京都大学外科交流センター、村中医療器(株)、三鷹光器(株), パナソニック(株)コネクティッドソリューションズ社、クラウンジュン・コウノ
    (株)、サンアロー(株)
    お申込みサイト:https://questant.jp/q/5EJMBVTS

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  • 奥村晋也先生の論文がAnnals of Surgical Oncology誌に掲載されました

    奥村晋也先生(H18卒)の論文「Visceral adiposity and sarcopenic visceral obesity are associated with poor prognosis after resection of pancreatic cancer(膵癌患者における内臓脂肪とサルコペニア肥満は予後不良である)」が、この度、Annals of Surgical Oncology誌に掲載されました。
    これまで膵癌膵切除患者における術前筋肉量と筋肉の質の低下が予後不良因子である、との報告(Okumura et al. Surgery 157;1088-98, 2015)をしましたが、今度はさらに内臓脂肪とサルコペニア肥満に着目して予後との関係を検討したものです。

    また、肝内胆管癌に関しては、同じくAnnals of Surgical Oncology誌に「Impact of skeletal muscle mass, muscle quality, and visceral adiposity on outcomes following resection of intrahepatic cholangiocarcinoma(肝内胆管癌患者における筋肉量と筋肉の質の低下、内臓脂肪は予後不良因子である)」(24;1037-1045, 2017)を報告しております。現在、奥村先生は、パリ大学Pitié-Salpêtrière病院にて、内視鏡手術を含む肝胆膵移植外科の臨床や研究に邁進しています。(文責 海道)

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