新着情報一覧

  • 濱口雄平先生が若手奨励賞を受賞いたしました

    当科の濱口雄平先生(現 市立岸和田市民病院外科)が、2018年11月1日から4日まで神戸で開催されましたJDDW2018KOBEにおきまして、若手奨励賞を受賞いたしました。
    受賞演題名は「体組成の観点から見た肝癌治療後長期生存戦略」で、パネルディスカッション「早期発見・長期生存をめざす肝癌診断・治療の展望」のパネリストに選ばれました。この賞を励みに、今後もますます肝胆膵移植外科領域におけるサルコペニアの意義や診断基準等について精力的な活動をしてくれることを期待しています。(文責 海道利実)
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  • 第5回 マイクロサージャリーハンズオンセミナー開催予定

    下記の通り、マイクロサージャリーハンズオンセミナーを予定しております。上級と謳っておりますが、初心者の方ももちろん結構です。医学生、獣医学生、若手外科医・・・の皆様、奮ってご参加ください!

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    日時:2018年12月8日(土)13:30〜16:30
    参加費用:3,000円
    内容:卓上顕微鏡×14台(定員 28名)+3D4Kビデオ顕微鏡(プロトタイプ)
    ①2mmの人工血管を用いた実習+コンペティション(優秀賞あり)
    ②3Dビデオ顕微鏡ワークショップ(ご希望の先生のみ:NDAにサインを頂きます)
    申込みは、京都大学外科交流センター(下記)からお願いいたします。

    https://goo.gl/forms/fERKLF5dnRFhzNGl1

    場所:リファレンス大博多会議室(SMR1103/SMR1107)(博多駅博多口から徒歩6分。地下鉄祇園駅からも徒歩1分)
    主催:ISEM(International Society for Experimental Microsurgery) 西日本支部主催(支部長 上本伸二:京都大学教授、教育委員長 小林英司:慶応義塾大学教授)
    後援:京都大学外科交流センター
    SNUC-LT(文科省 大学改革推進事業 課題解決型高度医療人材養成プログラム)(猪股裕紀洋 熊本労災病院院長)
    AMED医工連携事業化推進事業「安全なマイクロサージャリーを提供する小型3Dビデオ蛍光顕微鏡の事業化・海外展開」
    産学連携研究者:三鷹光器(株),パナソニック(株)CNS社
    協賛:(株)クラウンジュン・コウノ、サンアロー(株)、村中医療機器(株)

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  • 吉野健史先生の論文がLiver Transplantation誌にアクセプトされました。

    「Low Preoperative Platelet Count Predicts Risk of Subclinical Posthepatectomy Liver Failure in Right Lobe Donors for Liver TransplantationがLiver Transplantation誌にアクセプトされました。

    右葉切除を行った肝移植のドナーにおいて術前の血小板値、残肝割合、術中出血量が術後肝不全の発症リスクであることを明らかにしました。

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  • 海道准教授、Hepatobiliary Surgery and NutritionのOutstanding Contribution Award 2018受賞

    准教授の海道が、この度、Hepatobiliary Surgery and Nutrition (HBSN, Impact Factor 3.45)のOutstanding Contribution Award 2018(写真)を受賞し、2018年9月14、15日に北京で開催されました”Precise Treatment for Tumors: Medication and Surgery, and Academic Development Conference” におきまして、受賞記念講演「Significance of preoperative sarcopenia in liver surgery」を行ってまいりました。
    本研究会は、シカゴ大学とPeking Union Medical College HospitalとHBSNがジョイントで開催しているユニークな会で、特に若手研究者の学術活動に力を入れており、「How to make a good presentation and write many articles」のタイトルで、より良き抄録作成やプレゼンテーションの仕方についても講演し、参加者の皆さんに喜んでいただきました。また、出版社の女性から、HBSNに掲載用の受賞インタビューも受けて参りました(写真)。
    夜は、アメリカ、フランス、イタリア、中国などからの発表者や参加者とともに、2日連続で本場の北京ダッグなど美味しい中華料理(写真)を味わい、昼夜とも楽しい時間を過ごすことができました。

    この賞を励みに、ますます精力的に学術活動や若手外科医の教育に取り組もうと、志を強くして帰国いたしました。(文責 海道)

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  • 切除不能肝門部胆管癌に対する生体肝移植の臨床研究を始めました。

    京都大学肝胆膵・移植外科では切除不能の肝門部胆管癌に対する生体肝移植の臨床研究を開始致しました。肝門部胆管癌の治療は外科的な切除が第一選択となっていますが、しばしば局所的な要因(癌の進展範囲が広範囲すぎたり、血管に浸潤していたりする場合)や残肝体積、機能不足により切除不能と判断されることがあります。このような方は生体肝移植により切除が可能となるチャンスがあります。詳しくは(リンク)をご覧下さい。
    この研究に関してご質問や相談等ある場合は、事務局までご連絡ください。 
    事務局 担当医師 : 田浦康二朗
    (相談 連絡先 : 京都大学医学部附属病院 肝胆膵・移植外科 窓口) 
    〒606-8507 京都府京都市左京区聖護院川原町 54 
    TEL: 075-751-3111(代表)、075-751-3242(肝胆膵・移植外科) 
    京都大学医学部附属病院 相談支援センター 
    (Tel) 075-751-4748
    (Email) ctsodan@kuhp.kyoto-u.ac.jp 
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  • 第36回日本肝移植研究会で小川先生、姚先生、岩村先生が優秀賞を受賞しました

    2018年5月25日・26日東京で開催されました第36回日本肝移植研究会(当番世話人 國土典宏 東京大学名誉教授 国立国際医療研究センター理事長)におきまして、当科の小川絵里先生(助教)、姚 思遠先生(大学院3年)、岩村宣亜先生(大学院2年)が優秀演題賞を受賞しました。
    演題名は、小川絵里先生が「Micro- and  Macro- Borderless 3D-4K Video Systemを用いたHead Up Surgeryー肝移植シミュレーションー」、姚 思遠先生が「生体肝移植後胆管炎の臨床的意義」、岩村宣亜先生が「脳死肝移植登録患者における脳死肝移植のリスク・ベネフィット分岐点は?」です。
    写真は、向かって左から小川絵里助教、上本伸二教授、姚 思遠先生の代理で岩城謙太郎先生(神戸市立医療センター中央市民病院後期研修医)、岩村宣亜先生
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  • 米国留学体験記@San Francisco(笠井先生)

    米国留学体験記@San Francisco
    笠井 洋祐 Yosuke Kasai, M.D., Ph.D.

    略歴:

    2006年3月 京都大学医学部医学科卒業

    2006年4月 日本赤十字社和歌山医療センター初期臨床研修医

    2008年4月 日本赤十字社和歌山医療センター外科

    2012年4月 京都大学大学院医学研究科博士課程(肝胆膵・移植外科)

    2017年4月 京都大学肝胆膵・移植外科医員

    2018年2月 Postdoctoral Scholar, Department of Surgery, University of California, San Francisco

    資格:日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、日本肝臓学会専門医、医学博士

    この度、上本伸二教授をはじめとする教室の先生方の御高配により、本年2月からカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)外科部門(Prof. Eric Nakakura)に博士研究員として留学させて頂いております。まだ渡米して3ヶ月と短い期間の経験ではありますが、今後留学を希望される若い先生方の参考になれば幸いです。

    ◉ 留学に至る経緯

    私は元々学位取得後に研究留学することを希望していました。昨年学位を取得し、留学が決まるまでの期間限定ということで4月から大学の医員として臨床の現場に戻りました。私は大学院時代主に肝細胞癌の基礎・臨床研究に携わってきましたが、臨床に戻って感じたのは、研究で培った知識・考え方が臨床で即活かされるということでした。上本教授や私の指導教官であった波多野悦朗先生から「臨床に根ざした研究」ということを常々ご指導頂き、そのような研究に恵まれたことの賜物と感謝しています。元々手術が好きで外科医になったわけですし、大学院での研究生活を経て手術・臨床にますます興味が深まり、このまま留学せずに臨床を続けたいという気持ちもありました。一方で留学することで外科医としての裾野をさらに広げることができれば、長い目で見ればブランクを補って余りあるものが得られるのではないかと考え、やはり初志貫徹、留学することを決意しました。留学先の候補としては、研究室の先輩である鳥口寛先生がUCSFに留学されていて、以前からお誘いを頂いていました。Prof. Nakakuraは鳥口先生のボスではありませんが、臨床検体を用いたoncology領域の研究をしたいという私の希望を汲んで紹介して頂きました。ボスの専門は神経内分泌腫瘍で、私が取り組んできた肝細胞癌とは畑違いではありましたが思い切って飛び込んでみることにしました。

    ◉ 研究

    UCSF Medical Center at Mission Bay. U.S. Newsの2017-2018 Best Hospitals Honor Rollで全米第5位にランクされました。

    ボスのProf. Eric Nakakuraと。

    ボスは日系人ですが、生まれも育ちもこちらの方で、彼が日本語を話すのは聞いたことがありません。日々多忙な外科医で、肝切除とPDを同じ日にこなしてしまうような方ですが、研究に対する造詣も大変深いです。私のこちらでの研究テーマは、膵神経内分泌腫瘍の患者由来異種移植モデルを用いた探索的研究、多発小腸神経内分泌腫瘍のゲノム・エピゲノム網羅的解析(多施設共同研究)、神経内分泌腫瘍肝転移に関する臨床研究です。こちらで研究することの魅力はやはり研究費の規模が大きいということと、学内外の共同研究機関が非常に充実しているということです。実験に関しては私自身ももちろん手を動かしますが、動物管理など学内に様々な担当専門部署(コア)があり、研究の流れを私たちが主導しながら実験自体はコアに依頼することが多いです。実験に忙殺されずに時間的・心理的ゆとりを持って研究全体を俯瞰しながら遂行できるという利点があります。空いた時間を利用してボスの肝胆膵領域のメジャーな手術の際には手技を見学させてもらっていますが、日本式の手術とは随分異なり驚かされることが多いです。日米間での良し悪しの比較という意味ではなく、手術適応も含めこの手術で術後のアウトカムがどうなのか、という点に興味を持っています。臨床検体はそれ自体に意味があるのではなく、多くの場合は臨床情報とひも付けされて初めて意味を持ちます。どのような手術が行われた症例の検体であるのかを常に意識しながら研究を進めて行きたいと考えており、これこそが外科医として研究に携わることの意義であると考えています。

    ◉ 生活

    サンフランシスコの象徴、太平洋からサンフランシスコ湾への入り口にそびえ立つGolden Gate Bridge。

    Twin Peaksからサンフランシスコ市内を一望。

    留学のもう一つの魅力は何と言っても海外で生活ができるということです。サンフランシスコはアメリカ西海岸のカリフォルニア州北部に位置する人口85万人の都市で、三方を太平洋とサンフランシスコ湾に囲まれ起伏に富んだ風光明媚な街並みが特徴的です。夏は涼しく冬は温かい快適な気候で、晴れ渡った青空に心が洗われます。このような土地柄のため観光人気だけでなく居住人気も高く、地価が年々上昇しているところが難点です(1ベッドルームの家賃は中央値$3,500/月で全米一)。私は幸いにUCSFのHousingを借りられましたので比較的安価ではありますが、それでも大学から支払われる給料の半分以上が家賃で消えています。治安は比較的良好です。UCSFには日本人留学生も多く、またUCSFは医療・ライフサイエンス系の大学院大学であるため日本人留学生の大半が医師です。SNS上で日本人医師のコミュニティがあり研究や生活のことを積極的に情報交換していて、定期的に親睦会も開催しています。カリフォルニアは移民が多いこともあり、多様なバックグラウンドを持つ人々が当たり前のように共生していて、寛容的で溶け込みやすい社会だと感じます。渡米して3ヶ月が経った今でも英会話は満足ではありませんが、多少変な英語をしゃべっていてもボスであれスタッフであれ店員であれしっかり理解しようと聞いてくれるので、その点での不安は解消されてきています。まさに「習うより慣れよ」です。

    海からの強風で家が傾いている・・・わけではありません。傾斜角20度の急斜面。サンフランシスコ市内には約50箇所の丘があり、起伏に富んだ街並みが特徴的です。

    急斜面を走るケーブルカー。敢えてステップに立ち乗りするのが人気ですが、カーブで転落する人もいるらしいので要注意!

    私は野球部でしたので、こちらでの楽しみはもちろんMLB観戦です。とりわけ今年の注目はやはり投打の二刀流、大谷翔平選手でしょう。あいにくSan Francisco Giantsと大谷選手の所属するLos Angeles Angelsはリーグが異なるため今年は大谷選手がサンフランシスコにやって来ることはありませんが、サンフランシスコ湾を隔てた対岸のオークランドを本拠地とするAthleticsとは同一リーグ・地区であるため2-3ヶ月に一度オークランドにやって来ます。そして、幸運にも大谷選手のオークランドでの記念すべきMLB初勝利を観戦することができました。世界最高峰のMLBでは困難と言われていた二刀流で早くも結果を出し、全米を席巻している姿にとても勇気付けられています。

    大谷選手のMLB初登板・初勝利を現地で観戦(2018年4月1日オークランドにて)。

    2015年サンフランシスコで開催のAASLDの際に研究室メンバーでナパバレーのワイナリー巡り(左から、私、西野先生、鳥口先生、波多野先生、西尾先生、竹本先生)。

    ◉ 最後に

    外科医にとって働き盛りの30代半ばに手術から離れることの不安はもちろんあります。しかし、研究面においても生活面においても文字通り「世界が広がる」実感は何物にも代えがたい魅力があります。臨床と研究の二刀流、academic surgeonとして成長していける場として、異文化を楽しみつつこの留学の機会を活用したいと思っています。改めまして、このような貴重な機会を頂き、上本教授をはじめ教室の先生方、諸先輩方に心から感謝申し上げます。一人でも多くの外科の後輩が留学を志す一助になりましたら幸甚です。

    2018年5月

    笠井 洋祐

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  • 祝迫惠子先生が同志社大学生命医科学研究科教授に就任されました。

    祝迫惠子先生が平成30年4月1日に同志社大学生命医科学研究科教授に就任されました。

    就任祝賀会を3月31日に開催しました。

    多数の来賓の方々にお越し頂き,和やかで素晴らしい祝賀会になりました。

    祝迫先生のこれから益々のご活躍とご清祥を,教室一同心より祈念しております。

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  • 2019年度 研修医・専攻医説明会

    京都大学附属病院 研修医・専攻医説明会が5月13日、7月8日に開催されます。全体説明会(12:00-15:00)の後に、外科(肝胆膵移植外科・消化管外科・乳腺外科)合同説明会が15時15分からありますので、外科に興味の有る方は是非、お誘い合わせの上、ご参加ください!

     
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  • 大学院の山根先生が日本外科学会でYoung Investigator’s Awardを受賞しました

    演題名は『細胞組織移植における移植前「Preconditioning」の有効性:経門脈膵島移植モデルによる検証』です。

    移植前の膵島グラフトにgenotoxic stressを与え移植することで、免疫抑制剤非投与下でもグラフト生着率を改善させることをマウスの経門脈膵島移植モデルで報告しました。レシピエントには薬剤を投与せず生着が得られ、グラフトに対する処置も簡便であるため将来的には臨床導入も期待されます。
    膵島移植は重症1型糖尿病に対する移植治療です。低侵襲で合併症が少ないというメリットがある一方、複数回移植を必要とすることや免疫抑制による副作用など課題もあります。
    現在の膵島移植研究室は穴澤先生が着任された2015年に発足し大学院生とともにこれらの膵島移植の課題克服のため研究に取り組んでいます。これからも膵島移植のさらなる発展のため研究室メンバー一同尽力いたします。
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  • 加茂直子助教の論文「Liver transplantation for intermediate-stage hepatocellular carcinoma」が、この度、Liver Cancer誌(Impact Factor 7.854)にpublishされました

    加茂直子助教の論文「Liver transplantation for intermediate-stage hepatocellular carcinoma」が、この度、Liver Cancer誌(Impact Factor 7.854)にpublishされました (2018 Mar 1 [Epub ahead of print])。

    肝動脈化学塞栓療法は、BCLCガイドラインでintermediate-stage hepatocellular carcinoma (HCC)に対する標準治療と言われています。しかし、日本では、多くのintermediate-stage HCC患者が肝移植を受けていますが、その成績は明らかではありませんでした。本研究では、当院における肝癌に対する生体肝移植症例226例において、intermediate-stage HCCに対する肝移植成績は、京都基準(5cm以下かつ10個以下かつPIVKA-II400mAU/mL以下内であれば良好であったことを示しました。

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  • 第33回日本静脈経腸栄養学会で小林先生がBest Paper in the Yearを受賞しました

    2018年2月22日、23日にパシフィコ横浜で開催されました第33回日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)におきまして、当科の小林淳志先生(大学院4年生)が、前年度の静脈経腸栄養学に関する最も素晴らしい論文に送られる小越章平記念Best Paper in the Yearを受賞しました。
    受賞論文は「Kobayashi, Kaido, Hamaguchi, et al. Impact of sarcopenic obesity on outcomes in patients undergoing hepatectomy for hepatocellular carcinoma. Ann Surg 2017 Oct 23  [Epub ahead of print]」です。
    初めて肝癌肝切除におけるサルコペニア肥満の意義について検討した論文です。
    ちなみにこの賞は、2014年に海道が、2016年に濱口雄平先生(現当科医員)が受賞しており、同じ教室から3名が受賞したのは初めてです。
    この賞を励みに、サルコペニアグループ一同、さらに精力的に肝胆膵移植外科におけるサルコペニアの意義や介入効果などについて、基礎・臨床の両面から取り組んで参りたいと思います。(文責 海道)
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  • 楊知明先生の論文がAnnals of Surgical Oncology誌にPublishされました。

    「Proposal of a new preoperative prognostic model for solitary hepatocellular carcinoma incorporating 18F-FDG-PET imaging with the ALBI grade」がAnnals of Surgical Oncology誌からPublishされました。

    肝機能の比較的良好な、単発肝細胞癌は肝切除術の最も良い適応とされておりますが、集学的治療の時代には術前からの評価も重要になると思われます。

    本研究では18F-FDG-PETと客観的肝機能評価であるAlbumin-Bilirubin (ALBI) gradeを用いることにより、術前から単発肝細胞癌の予後が予測できることを示しました。

    肝胆道グループでは以前より肝細胞癌の予後予測バイオマーカーとして18F-FDG-PETの有用性を報告して参りました。基礎的・臨床的アプローチによりさらに臨床応用すべく研究を発展させたく思います。

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  • 姚(よう)思遠(しえん)先生の論文が”Transplantation”誌にアクセプトされました

    「A high portal venous pressure gradient increases gut-related bacteremia and consequent early mortality after living donor liver transplantation 」がこの度、”Transplantation”誌にアクセプトされました。

    生体肝移植後の門脈圧亢進状態が、Enterobacteriaceae, Enterococcus, Bacteroidesなど腸管由来の”Gut bacteria”による菌血症の発症を増加させ、bacterial translocation発症を示唆する結果を示しました。「肝移植術後にグラフト機能不良・門脈圧亢進が腸管由来菌血症を引き起こす」ことから、感染症における「腸肝相関」を、世界で初めて示した報告となります。

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  • 小林淳志先生の論文がAnnals of Surgery誌にアクセプトされました。

    「Impact of Sarcopenic Obesity on Outcomes in Patients Undergoing Hepatectomy for Hepatocellular Carcinoma(肝細胞癌切除症例において、サルコペニア肥満は死亡・再発の独立危険因子である)」が、この度、Annals of Surgery誌にアクセプトされました。

    これまでサルコペニアは外科手術後の予後不良因子である、といった報告や、肥満は様々な癌種における危険因子であることが知られています。近年、それらを合併した病態であるサルコペニア肥満が着目されており、肝硬変患者において予後不良因子であるとの報告があります。肝細胞癌切除症例におけるサルコペニア肥満の検討は今回が初の報告となります

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  • 岡村祐輔先生の論文がTransplantationにアクセプトされました。

    生体肝移植後グラフト不全に関しては、small for size syndromeが主に議論されてきましたが、手術手技や周術期管理の改善に伴い、グラフトサイズの影響が小さくなっています。近年、肝移植後の血清ビリルビン値や凝固能の早期グラフト不全予測への有用性が全肝移植を中心に報告されています。本論文では、当院の生体肝移植260例をレビューし、肝移植後7日目の血清ビリルビン値≧10mg/dL、PT-INR≧1.6はそれぞれ早期グラフト不全の予測に有用であることを報告しました。特に両クライテリアを満たす場合の180日グラフトロスは68.2%と高率であり、再移植などの対応が求められます。研究および論文作成に際しまして、ご指導・お力添えいただいた先生方に厚く御礼を申し上げます。

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  • Hands-on seminar by International Society for Experimental Microsurgery (ISEM) West Japan

    Hands-on seminar by International Society for Experimental Microsurgery (ISEM) West Japan

     

    お陰様で、20名の定員のお申込みをいただきました。一旦申込みを終了させていただきます。ありがとうございました (2017.11.23)。

     

    下記の日程でISEM西日本支部によるマイクロサージャリーハンズオンセミナーを予定しております。
    2mmの人工血管を卓上顕微鏡で縫合するコンテスト形式で優秀賞をさしあげます。
    医師、医学生、獣医学生など、どなたでも参加いただけますでの、お誘い合わせの上、下記からお申し込みください。

    臨床・実験に必要なマイクロサージェリー吻合技術の習得を目指します。

    日時:2017年12月9日(土)13時‐16時
    場所:みやこめっせ 大会議室(B1F)(京都市内)
    内容:マイクロサージャリーハンズオンセミナー
    参加費用:3,000円
    主催:国際実験マイクロサージェリー学会(ISEM)西日本支部
    支部長 上本伸二(京都大学教授)教育委員長 小林英司(慶応大学教授)
    世話人:八木真太郎
    共催:SNUC-LT(文科省 大学改革推進事業 課題解決型高度医療人材育成プログラム)、
    京都大学外科交流センター、村中医療器(株)、三鷹光器(株), パナソニック(株)コネクティッドソリューションズ社、クラウンジュン・コウノ
    (株)、サンアロー(株)
    お申込みサイト:https://questant.jp/q/5EJMBVTS

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  • 奥村晋也先生の論文がAnnals of Surgical Oncology誌に掲載されました

    奥村晋也先生(H18卒)の論文「Visceral adiposity and sarcopenic visceral obesity are associated with poor prognosis after resection of pancreatic cancer(膵癌患者における内臓脂肪とサルコペニア肥満は予後不良である)」が、この度、Annals of Surgical Oncology誌に掲載されました。
    これまで膵癌膵切除患者における術前筋肉量と筋肉の質の低下が予後不良因子である、との報告(Okumura et al. Surgery 157;1088-98, 2015)をしましたが、今度はさらに内臓脂肪とサルコペニア肥満に着目して予後との関係を検討したものです。

    また、肝内胆管癌に関しては、同じくAnnals of Surgical Oncology誌に「Impact of skeletal muscle mass, muscle quality, and visceral adiposity on outcomes following resection of intrahepatic cholangiocarcinoma(肝内胆管癌患者における筋肉量と筋肉の質の低下、内臓脂肪は予後不良因子である)」(24;1037-1045, 2017)を報告しております。現在、奥村先生は、パリ大学Pitié-Salpêtrière病院にて、内視鏡手術を含む肝胆膵移植外科の臨床や研究に邁進しています。(文責 海道)

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  • 肝細胞癌におけるKeratin 19 (K19) 陽性癌幹細胞とCYFRA 21-1に関する研究論文が、Cancer Medicine誌に掲載されました

     

     

     

     

     

     

     

    肝細胞癌におけるKeratin 19 (K19) 陽性癌幹細胞とCYFRA 21-1に関する研究論文が、Cancer Medicine誌に掲載されました。
    再生・幹細胞研究グループでは、幹細胞生物学的手法を癌研究に応用し、肝胆膵領域の癌幹細胞の特性解析と臨床応用を進めています。肝細胞癌においては、K19が新規癌幹細胞マーカーであること (Clin Cancer Res. 2015;21(13):3081-91.)、K19陽性癌幹細胞は糖代謝の画像評価法であるFDG-PETにより追跡可能なこと (Clin Cancer Res. 2017;23(6):1450-1460.)を報告してきました。本論文では、K19のfragmentであるCYFRA 21-1がK19陽性癌幹細胞の新規追跡血清マーカーとして有用であることを報告しています。この場をお借りし、論文作成にお力添えをいただきました先生方に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

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  • 2017 INTERNATIONAL TRANSPLANTATION SCIENCE MENTEE-MENTOR AWARDS

    先日5月24-27日に行われた15th Transplantation SCIENCE SYMPOSIUMで
    大学院生の金城先生(Mentor 吉澤淳助教)が2017 INTERNATIONAL TRANSPLANTATION SCIENCE MENTEE-MENTOR AWARDS
    のTTS/JST AWARDSを受賞しました。
    
    

    2017 INTERNATIONAL TRANSPLANTATION SCIENCE MENTEE-MENTOR AWARDS

    TTS/JST AWARDS


    These Awards were made possible with the contribution of the Japan Society for Transplantation.

    115.12

    Nobuki Ishida, Japan – Mentee / Kohei Ishiyama, Japan – Mentor
    Suppressing Liver Natural Killer Cells Activation by Cotransplantation of Preactivated Mesenchymal Stem Cells Contributes to Improvement of Islet Graft Survival.

    210.10

    Masakatsu Kaneshiro, Japan – Mentee / Atsushi Yoshizawa, Japan – Mentor
    Analysis of human leucocyte antigen class II expression in graft liver tissue; Donor specific antibodies and graft liver fibrosis.

     

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  • マイクロサージャリーハンズオンセミナー開催予定@消化器外科(金沢)

    7月には消化器外科学会総会が金沢で行われますが、太田教授のご尽力で、消化器外科学会会場をお借りして、ISEM西日本主催/SNUC-LT/京大外科交流センター共催のマイクロサージャリーハンズオンセミナーを開催する予定となりました。約30名を募集予定でございます。会の後には、懇親会も用意しておりますので、奮ってご参加ください。

    日時:2017年7月20日(木) 15:30-18:30
    場所:金沢市 ヴィサージュ会議室
    会費:3,000円

    参加申し込み: 八木真太郎まで shintaro@kuhp.kyoto-u.ac.jp

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  • 京都大学外科学講座 研修医・専攻医募集説明会

    参加お待ちしております!
    『京都大学外科学講座 研修医・専攻医募集説明会』

    以下の日程で学内外の「研修医・専攻医募集説明会」が開催されます。

    ★研修医募集説明会【協力病院紹介】
    日時:第1回 5月21日(日) 12:00~14:00
    第2回 7月 9日(日) 12:00~14:00
    会場:芝蘭会館本館(稲盛ホール)

    ★各診療科による「ポスターセッション」
    日時:第1回 5月21日(日) 13:30~15:15
    第2回 7月 9日(日) 13:30~15:15
    会場:芝蘭会館本館(山内ホール)

    ★京都大学外科学講座による「個別説明会」
    日時:第1回 5月21日(日) 15:15~
    第2回 7月 9日(日) 15:15~
    会場:芝蘭会館別館(研修室2)

    個別説明会では、「新専門医制度」に関する取り組みや、先輩外科医との懇談が予定されております。

    より詳しい外科に関する情報をお知りになりたい先生方は、「個別説明会」に是非お越しください!

    お待ちしております。
    お問い合わせ先:

    京都大学外科交流センター kuhpgeka@kuhp.kyoto-u.ac.jp

    あるいは

    肝胆膵・移植外科/小児外科 八木真太郎 shintaro@kuhp.kyoto-u.ac.jp

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  • 肝細胞癌の癌幹細胞とkeratin 19に関する河合隆之先生の論文が、大正富山Awardを受賞しました。

    再生・幹細胞研究グループでは、幹細胞生物学的手法を癌研究に応用し、肝胆膵領域の癌幹細胞の特性解析を進めています。このたび、肝細胞癌の癌幹細胞とkeratin 19(K19)に関する河合隆之先生の論文(Kawai T et al, Clin Cancer Res. 2015;21(13):3081-91.)が大正富山Awardに採択され、2017年3月4日に大阪で開催されました肝臓フォーラム(西部)におきまして授賞式が行われました。

    本論文では、肝細胞癌においてK19陽性細胞がTGFb/Smad signalingの恒常的活性化を介して癌幹細胞の特性を維持していること、K19陽性癌幹細胞はTGFb受容体1阻害薬の新規治療標的となりうること、を報告しています。今回の受賞は、論文掲載に際し掲載号の表紙を飾ったことに続いての栄誉となりました。

    研究成果の臨床応用に向け、今後もさらなる発展研究を進めてまいります。この場をお借りし、論文作成にご尽力いただきました先生方に御礼を申し上げます。ありがとうございました

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  • 第19回異種移植研究会は盛会のうちに終了いたしました

    昨日、第19回異種移植研究会は72名のかたにご参加いただき、盛会のうちに終了いたしました。ご参加、ご協力頂きました皆様、に感謝申し上げます。現状における同種臓器移植、同種組織移植のドナー不足を克服する究極の戦略が、人工臓器の作成と異種移植の臨床展開であります。今回の研究会でも異種移植における拒絶反応メカニズムの解明、それを乗り越えるための異種動物の遺伝子改変研究、動物の胎児や臓器のスカフォードを利用したヒトの臓器作成、異種動物をIn vivo bioreactorとして利用した臓器作成の取り組み、細胞・組織移植においては免疫反応から隔離するマイクロカプセル開発研究など様々なテーマで活発な議論が行われました。また教育講演・教育セミナーでは、異種膵島移植の最前線を国際医療研究センターの霜田先生に、異種動物を用いたヒト臓器再生のUp-to-dateを慶応大学の小林英司先生にしていただき、異種移植研究がいよいよ臨床段階に入りつつ有ることを皆様にご理解いただいたと存じます。

    今回の一般演題の優秀賞は以下のとおりでございました(高得点順)。

    大変おめでとうございました。

    1. 政野 裕紀先生 京都大学 肝胆膵・移植外科
    2. 阿部 朋行先生 自治医科大学分子病態治療研究センター
    3. 佐藤 直哉先生 福島県立医科医大学 肝胆膵・移植外科
    4. 夏田 孔史先生 長崎大学大学院 移植・消化器外科
    5. 舩本 誠一先生 東京医科歯科大学 生体材料工学研究所

    次回の開催は大阪大学(大阪大学大学院医学系研究科 小児成育外科 宮川周士先生)、次々回は沖縄(琉球大学 野口洋文先生)に決定いたしました。今後共よろしくお願い申し上げます。

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  • 奧村晋也先生(大学院4年生)が日本静脈経腸栄養学会フェローシップ賞受賞!

    2017年2月23日、24日に開催されました第32回日本静脈経腸栄養学会学術集会におきまして、大学院4年生の奧村晋也先生がフェローシップ賞を受賞しました。演題名は「膵・胆道癌における術前サルコペニアの意義」です。
    当科からのフェローシップ賞受賞は、2012年の海道利実准教授に次いで2人目です。
    また日本静脈経腸栄養学会関連受賞では、2013年の海道利実准教授(小越章平記念Best Paper in The Year)、2016年の濱口雄平先生(当時大学院4年、小越章平記念Best Paper in The Year)、小林淳志先生(当時大学院2年、クリニコYOUNG DOCTORS AWARD)に続く快挙です。
    なお奧村先生は、2017年2月からフランスのパリ第5大学に留学中のため、当日は海道准教授が代理で発表し(写真)、賞状(写真)と楯をいただきました。奧村先生は、この賞を励みにフランスでもサルコペニアの研究を続ける予定です。
    当科サルコペニアグループとしましても、患者さんのベネフィットになりますよう、さらに精力的にサルコペニアの臨床的意義や機序の解明、介入試験などに取り組んで参ります。(文責 海道)IMG_1058

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  • 室温灌流保存の有効性に関する岡村先生の基礎研究の論文がAJTに掲載されました

    移植グループでは、新たなドナープール拡大を目指し、従来の単純冷保存に代わる灌流保存に関する基礎研究を行ってきました。本論文では、ラット高度脂肪肝保存において単純冷保存に対する室温灌流保存の有効性を報告しました。室温灌流保存により酸化ストレス、ミトコンドリア障害、微小循環障害などの軽減効果が認められました。研究および論文作成に際しまして、ご指導・お力添えいただいた先生方に厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。論文表紙‗岡村

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  • 肝胆道グループの最近の業績のご報告

    肝胆道グループでは、基礎・臨床・医工連携をテーマに臨床に直結した研究を行なっています。2017年1-2月にかけて、西尾先生、笠井先生、楊先生、西野先生の論文がPublishされました。
    Paper list
    西尾先生:基礎研究 (Journal of Gastroenterology)
    肝臓迷走神経が、α7ニコチン性アセチルコリン受容体を介してクッパー細胞の活性化を制御し、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の進展に対して抑制的に作用するメカニズムについて、マウスの動物実験による検証結果を報告しています。
    笠井先生:橋渡し研究  (Cancer Science)
    炎症性サイトカインのシグナル伝達を制御することが知られているプロテアーゼ、ナルディライジンについて、C型肝炎由来肝細胞癌の術後予後予測マーカーとなること、STAT3の活性化を介して肝細胞癌の進展に寄与することを報告しています。
    楊先生:臨床研究 (Annals of Surgical Oncology)
    臨床データを用いて、予後不良である肝内胆管癌の予後を汎用性の高い3つの術前バイオマーカーのみで予測しうることを報告しています。
    西野先生:医工連携 (Annals of Surgery)
    パナソニックAVCネットワークス社と共同開発を行っている新規医療機器Medical Imaging Projection System (MIPS)によるリアルタイムナビゲーション肝切除の有効性について報告しています。
    論文作成に際しまして、ご指導・お力添えいただいた先生方に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
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  • 平成28年度京都大学外科同門会

    2016年12月3日(土)に、京都センチュリ-ホテルにて京都大学外科交流センター主催の「京都大学外科同門会」が開催されました。京都大学外科OBの先生方から、若い先生方まで本当に幅広くご参加いただきました。今後とも京都大学肝胆膵・移植外科をよろしくお願いいたします。

     

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  • 門野賢太郎先生の論文が、American Journal of Transplantation誌に掲載されました

    移植グループでは、実験動物での部分肝虚血再灌流障害モデルを用いて、虚血再灌流障害についての基礎研究を行ってきました。本論文では、DICの治療薬であるリコンビナントトロンボモデュリン製剤が、HMGB-1-TLR-4 pathwayを抑制し、TLR-4依存性に抗炎症効果を発揮することにより、マウスの肝虚血再灌流障害を軽減することを報告しました。本研究は関連病院の田附興風会医学研究所北野病院で主として遂行され、この場をお借りしまして論文作成に際しまして、ご指導・お力添えいただいた大学及び北野病院の先生方に厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。スクリーンショット 2016-10-06 6.12.42

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  • 肝虚血再灌流障害と肝再生に対するポリアミン投与の有用性に関する奥村晋也先生の論文が、Liver Transplantation誌に掲載されました

    移植グループでは、実験動物での肝移植・肝切除モデルを用いて、生体部分肝移植後の肝虚血再灌流障害・肝再生についての基礎研究を行ってきました。本論文では、細胞の増殖と分化に必要不可欠な物質であるポリアミンに着目し、周術期のポリアミンの経口投与が、ラットにおける肝虚血再灌流障害を軽減し、肝再生を促進することを報告しています。スクリーンショット 2016-09-08 14.18.15論文作成に際しましてご指導・お力添えいただいた先生方に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

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