「京都大学における膵切除後短期成績についての検討」に関するお知らせ

京都大学医学部附属病院肝胆膵・移植外科では、当科で膵切除術を受けられた患者さんを対象として、「京都大学における膵切除後短期成績ついての検討」という臨床研究を行うことといたしました。

 

研究の目的:膵臓の手術を行ったあとに、残念ながら様々なトラブル(術後合併症)が生じることがあります。手術後にスムーズな回復が得られるように、手術方法や術後治療を含めた様々な工夫が行われていますが、その影響・効果を適切に判断するためには多くの患者さんの治療情報を照らし合わせる必要があります。当院における膵切除術後の合併症発生状況等を正確に把握し、今後の治療成績向上につなげていくことを目的としています。

 

研究の対象となる患者さん:当科で2010年1月1日以降に膵切除手術を受けられた患者さんが対象となります。

 

研究の方法:本研究は後ろ向き・前向きの観察研究として実施されます。患者さんの電子カルテデータを研究担当医師が確認し、検討いたします。

 

この臨床研究は、京都大学医学部附属病院の「京都大学医学部・大学院医学研究科および医学部附属病院 医の倫理委員会」で厳密な審査をうけ、その承認により実施するものです。研究期間は審査終了後より5年間です。本研究に伴い、対象患者さんに生じる新たな負担やリスクはありません。研究によって得られた患者さんのデータは厳重に管理を行い、お名前を含む個人情報が外部に漏出することはありません。本研究で得られた知見を広く世の中に還元するために、学会発表および論文発表を行うことがあります。その際にも患者さんの個人情報が危険にさらされることはありません。本研究の対象となる患者さんに、直接的な利益はありませんが、この臨床研究にご参加いただくことで、将来的な医療の向上に寄与いただける可能性があります。この臨床研究は、運営費交付金により実施します。また、本研究は、特定の企業からの資金提供を受けておりません。利益相反については、「京都大学利益相反ポリシー」「京都大学利益相反マネジメント規程」に従い、「京都大学臨床研究利益相反審査委員会」において適切に審査・管理しています。

 

研究対象となる患者さんで、本研究への参加を希望されない患者さんは、お手数ですが下記の相談窓口までご連絡をお願いいたします。本研究に参加しないことによる患者さんへの不利益は一切ありません。またご自分が対象かどうかわからない場合や、本研究の内容についてご質問がある患者さんや資料(他の患者さんの個人情報や知的財産保護に支障のない範囲で、研究計画・方法についての資料を閲覧することができます)をご希望の患者さんもご連絡をお願いいたします。

 

研究責任者:京都大学医学部附属病院 肝胆膵・移植外科  増井 俊彦

相談窓口:京都大学医学部附属病院 相談支援センター

(Tel)075-751-4748 (E-mail) ctsodan@kuhp.kyoto-u.ac.jp