門野賢太郎先生の論文が、American Journal of Transplantation誌に掲載されました
移植グループでは、実験動物での部分肝虚血再灌流障害モデルを用いて、虚血再灌流障害についての基礎研究を行ってきました。本論文では、DICの治療薬であるリコンビナントトロンボモデュリン製剤が、HMGB-1-TLR-4 pathwayを抑制し、TLR-4依存性に抗炎症効果を発揮することにより、マウスの肝虚血再灌流障害を軽減することを報告しました。本研究は関連病院の田附興風会医学研究所北野病院で主として遂行され、この場をお借りしまして論文作成に際しまして、ご指導・お力添えいただいた大学及び北野病院の先生方に厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。