青木 光先生の論文が発表されました(責任著者 小川絵里先生 / 伊藤孝司先生)

昨年大学院を卒業され、現在大阪赤十字病院小児外科に勤務されている青木先生の論文がJ Hepatobiliary Pancreat Sci誌に発表されました(責任著者 小川絵里先生 現・藤田医科大学小児外科講師 / 伊藤孝司先生 当科准教授)。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40851360/

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jhbp.70003

「当科では、胆道閉鎖症の小児に対する生体肝移植において、門脈再建時に新たな手法を導入しています。具体的には、できる限り広い吻合口を確保し、硬化した門脈の徹底的な切除と静脈グラフトの積極的な使用を行っています。

その結果、術後の門脈血流はより安定し、門脈合併症の発生率は有意に低下しました。また、身体の成長に伴い門脈の拡張も良好に得られることが確認されました。
これらの成果から、本手法は胆道閉鎖症患児における門脈再建の質を向上させ、長期的な移植成績の改善に寄与すると報告いたしました。」

 

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