姚(よう)思遠(しえん)先生の論文が”Transplantation”誌にアクセプトされました
「A high portal venous pressure gradient increases gut-related bacteremia and consequent early mortality after living donor liver transplantation 」がこの度、”Transplantation”誌にアクセプトされました。
生体肝移植後の門脈圧亢進状態が、Enterobacteriaceae, Enterococcus, Bacteroidesなど腸管由来の”Gut bacteria”による菌血症の発症を増加させ、bacterial translocation発症を示唆する結果を示しました。「肝移植術後にグラフト機能不良・門脈圧亢進が腸管由来菌血症を引き起こす」ことから、感染症における「腸肝相関」を、世界で初めて示した報告となります。