楊 知明先生の論文がpublishされました。
当科助教の楊 知明先生の論文(責任著者 楊 知明先生) がSurgery誌にOnline出版されました。
タイトル
”Long-term outcomes and salvageability in patients undergoing liver resection for intermediate- and advanced-stage hepatocellular carcinoma”
Tomoaki Yoh, MD, PhD* , Takamichi Ishii, MD, PhD, Satoshi Ogiso, MD, PhD, Hiroto Nishino, MD, PhD, Takahiro Nishio, MD, PhD, Yukinori Koyama, MD, PhD, Yoichiro Uchida, MD, PhD, Takashi Ito, MD, PhD, Etsuro Hatano, MD, PhD
本論文は欧米では手術適応外であるIntermediate-stage あるいは Advanced-stage 肝細胞癌に対して Salvage therapy (救済治療)が適応となれば長期予後が得られる事を示しました。
現在、私たちは肝細胞癌切除可能性分類を提唱することで新たな治療体系の確立を目指しています。(Yoh et al World J Surg 2023 open access; https://link.springer.com/article/10.1007/s00268-022-06803-7)
いかに再発率を減らすか、そしていかにSalvageabilityをいかに増やすことがIntermediate-stage あるいは Advanced-stage 肝細胞癌の予後の改善へのKeyと考え治療開発に臨みたいと思います。