神戸市立医療センター中央市民病院 成田 匡大先生の論文 (責任著者 波多野 悦朗先生)が発表されました(京都大学関連施設のデータを用いた多施設共同研究)

神戸市立医療センター中央市民病院成田 匡大先生 (責任著者 当科教授 波多野 悦朗先生)の論文が発表されました。

Identification of patients at high risk for recurrence in carcinoma of the ampulla of Vater: Analysis in 460 patients
Masato Narita, Etsuro Hatano, Koji Kitamura, Ken Fukumitsu, Hirohisa Kitagawa, Yuhei Hamaguchi, Takefumi Yazawa, Hiroaki Terajima, Kazuhiko Kitaguchi, Toshihiko Hata, the Kyoto University Hepato-Biliary Pancreatic surgery Study Group (KUHBPS)

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/ags3.12764

(消化器外科学会 Official Journalです。消化器外科学会のご援助によりOpen Accessです)

 

本論文はAGS forum受賞論文でもあり、京都大学関連施設からの報告になります。先日 Instagramでも報告しました。

乳頭部癌は比較的稀な癌腫であり、これまで大規模なデータはなくその臨床像は明かではありませんでした。京都大学関連施設の協力を得て、460例の症例の解析を行いました。Aged ≥71, tumor diameter ≥12 mm, pT≥2, PV+, V+, and pN+ が認められる症例には治療の改善が必要であることが示唆されました。