上本 裕介先生の論文がJournal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciences誌に掲載されました.
当教室員 上本 裕介先生(現、小倉記念病院 外科)の論文が発表されました。本論文は2022年肝胆膵外科学会プレナリーセッション採択演題になります。
Uemoto Y, Taura K, Kimura Y, Yoh T, Nishio T, Koyama Y, Seo S, Okazaki K, Nagao M, Igarashi K, Hatano E. Utility of serum autotaxin levels for predicting posthepatectomy liver failure in hepatocellular carcinoma. J Hepatobiliary Pancreat Sci. 2022 Nov 21. doi: 10.1002/jhbp.1278. Epub ahead of print. PMID: 36408692.
上本先生、おめでとうございます!!
要旨
肝切除術後の術後肝不全は時に致死的になるため、避けなければならない合併症です。肝細胞癌で肝切除を施行した症例を対象に肝線維化マーカーのオートタキシンを用いた術後肝不全の予測モデルを提唱しました。予測モデルを考慮することで適切な手術適応の判断が行なわれ、安全な肝切除術に貢献すると考えられます。