第1回 働き方改革外科ワーキンググループ開催の報告
年始のご挨拶でも述べさせていただきましたが、(教室コラム参照)外科医の働き方改革は未来の外科医のリクルート・ひいては我が国の医療のためにも急務であります。私たちは患者さんや他職種の方に迷惑をかけない範囲で少しずつ”改革”を行なっています。
2022年1月18日、働き方改革外科ワーキンググループと題して、肝胆膵・移植外科、消化管外科、乳腺外科、呼吸器外科、心臓血管外科を交えて、今後の課題の明確化・働き方改革を推進すべくWebミーティングを行いました。
日中の忙しい時間にもかかわらず30名以上の臨床スタッフ・大学院生が参加し、このトピックの関心の高さを物語っています。
少しずつですが、改革を進めて、明るい外科医の未来を作りたいと思います。
第1回 働き方改革外科ワーキンググループ
開催日時:2022年1月18日15:00~ 司会進行 波多野悦朗
『「大学病院」の「肝胆膵・移植外科」における働き方改革』
プレゼンテーション:肝胆膵・移植外科 穴澤貴行
主な内容:
肝胆膵・移植外科の働き方改革について取り組み/タスクシフトの現況と課題について
・当科の実績
① カンファランスの効率化・時間短縮
② 当直翌日の半休制
③ 休日出勤者の削減
④ 有給休暇の取得推進
・現在の取り組み
① 長時間手術の分業制
② タスクシフト・タスクシェア
・タスクシフト・タスクシェアにおける今後の課題
① シフト先の負担増
② 業務の質の維持
③ 医師の無関心・諦め
Part II. ディスカッション